今年の夏は厳しい暑さの日が続きました。日本各地で観測史上初となる気温を観測しましたが、急激に暑くなりすぎるのも困りものですね。
そして暑かった８月も終わり、いよいよ９月・・秋の観光シーズン到来です。
９月の箱根と言ったら仙石原のススキ草原でしょうか。神奈川の景勝５０選にも選ばれており、この時期は青々としたススキが日増しに黄金色に変わっていき、緑と黄金色のコントラストがとても綺麗です。

余談ですが仙石原は江戸時代初期までは千石原村という地名だったそうです。
村の周辺は樹木の無い広大な草原が広がっており、源頼朝が「ここを開墾すれば千石の穀物が獲れるだろう」という事から名づけられたそうです。
しかし、火山灰が多い土壌と湿地帯の為に穀物は育たず、代わりにかやぶき屋根の「かや」として使っていたススキを収穫して出荷する事をなりわいとしていたそうです。
それが現在の美しいススキ草原になったと言われております。
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