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お知らせ
◆小田原城の天然記念物・・・
【提供日程:2018/07/02(月)〜】
その他
2018/07/02
小田原城址公園内、正面入り口から登城ルートを上っていくと、ひときわ立派な木が目に留まります。

二の丸広場を抜ける途中に構えているこの木は「ビャクシン」と言います。
ビャクシンは、本州、四国、九州の主として海岸地方に自生し、庭園や社寺境内などにも植栽されていますが、なんとこの木は市内で最大級・・・
主幹の地上約4.5mのところで2つに分かれており、各々が枝葉を伸ばして樹冠を形作り、石垣で囲った盛土の上に立っています。幹の表面に相当の損傷を受けているのが見えますが、小田原城の長い歴史とともに生き続けてきた証でしょうか、深い年輪が刻まれているような風格のある古木です(*^^*)

さらに二の丸広場を抜け、常盤木橋の手前にあるのは、ぐるぐるとねじれた幹が特徴的な木「イヌマキ」です。
イヌマキは、関東南部以西の海岸地帯の森林に多く自生する暖温帯林を代表する常緑の高木で、市内の神社や寺院境内に古木が多くあります。
幹回り4.5mに及ぶ小田原市内最大の巨木で、公園を訪れる人々が一様に目を見張るような見事な木です!
左巻きにねじれた幹は、地上5mのところで四つに分かれ、以前はそれぞれが四方へ枝を広げ、傘状の見事な姿をしていましたが、台風のため支幹の一部があらわになった姿になってしまいました。それでも小田原城跡内にある大木の内、このイヌマキの右に出るものは無いと言われております(^^)/

二本とも、天然記念物として保存されており、立ち姿はまるで木の神様が宿っているよう・・・なんとも不思議なパワーを感じます。
小田原城見学の際は、自然豊かな城址公園内もゆっくり回ってみて下さいね。
四季折々、木々や花々が彩りを添えてくれています♪