箱根の山岳地帯を走る登山鉄道として多くのお客様にご乗車頂いております箱根登山鉄道。
その中でも最も歴史ある「モハ１形」のさよならイベントが入生田車庫内特設会場で７月２０日に行われるそうです。今までお疲れ様でした・・・

なんとこの車両、運行し始めたのは今から１００年前の１９１９年。
箱根登山鉄道創業当初から走っていたそうです、皆様ご存知でしたか。
当初はチキ１形と呼ばれ、今の姿とは若干異なるようですが１９５０年に改造され今の姿に至ったそうです。
箱根を代表する鉄道として沢山のお客様を乗せて走り、日本の鉄道の中では２番目に急だと言われる坂道を毎日上り下り・・・
全長１５キロと短い区間ですが、箱根湯本から終点強羅までの区間で三か所のスイッチバックや深さ４０メートルの峡谷を渡るなどさまざまな見所がございます。
見所盛りだくさんですが鉄道路線としては大変困難な路線だったと思います。
大正、昭和、平成、令和と４つの時代を生き抜いたモハ１形・・・
今週末に当館にお越しの方はどうぞお寄りになってみてくださいませ。

箱根登山鉄道入生田検車区内。
２０１９年７月２０日（土）10：30～14：15　　入場無料
車両展示や見学、外観の撮影やメッセージ寄せ書きコーナー、物販販売